IPSFとは?ポールダンスの歴史や国際大会・ウルトラポールの日程、応募資格、出場選手

ポールダンス大会・ポールバトル

ポールスポーツってなに?ポールダンスとの違いは?

こんにちは、ポールダンスナビのmaako(@PoledanceNavi)です。
ひと昔前は日本でもマイナーだったポールダンスも、今や都心を中心にいろんな場所で習うことができたり、鑑賞できるようになりました。
ところでポールダンスはある程度知名度があっても、「ポールスポーツ」はあまり聞き慣れないかもしれません。

聞いたことがあっても、ポールダンスとポールスポーツの違い、それぞれの分野で活躍する人など、細かいことはあまり聞いたことがない人も少なくないと思います。
そこで今回は、ポールスポーツについて、ポールダンスとの違いや技のことまでいろいろとまとめてみました。

ポールスポーツの競技会についてさっそく紹介したいところですが、百聞は一見に如かず!ということで、まずポールスポーツの大会の様子を見てみてください。
(そもそも大会があるの?!という人、せっかちにすみませんm(__)mポールスポーツには大会があるのですが、あとで詳しく紹介しますね。)
2018年のポールスポーツ世界大会を制した香港のCOCO氏の演技をご覧ください。

Ke Hong CHINA 1st Place – World Pole Championships 2018

人によって感じることは違いますが、なかには今までのポールスポーツのイメージと違って、驚いた人もいるのではないでしょうか?
ポールダンスというとセクシーなイメージが強いかと思いますが、ポールスポーツはセクシーさよりもアクロバット、トリック(技)の難易度で順位が大きく左右されます。
観客をあっと言わせる迫力満点のトリックが詰まった演技で、COCO選手は世界大会を制したのです。

ではさっそく、ポールスポーツについて詳しく見ていきましょう!

ポールスポーツの起源や歴史を教えて!

ポールダンス

ポールスポーツはもともと、ポールダンスが競技化して誕生したスポーツ。ルーツはポールダンスにあります。
ということで、まずはポールダンスの起源から追っていきますね。

ポールダンスの起源は、アメリカのとある大道芸人がテントの支柱を使い、人前でパフォーマンスを始めた説が有力とされています。
近年ではアクロバット性が発達し、パフォーマンスの「難易度」「芸術性」などを競うスポーツとして、各国でポールダンスのコンペ(大会)が開催されるようになりました。
そうした背景から、世界中で大会に出場するプロのポールダンサーが活躍するようになりました。

世界最大級のポールダンス協会であるIPSFは、IOC(国際オリンピック協会)へのサポートも実施、五輪正式種目への推進を行っています。

※IPSFについてはこちらでまとめました。
よかったらこちらの記事もご覧ください。

IPSFが主催する各国のポールスポーツ大会では、エントリーするときの年齢や性別で、出場できるカテゴリーが細かく分かれています。
ちなみに開催時期によって多少カテゴリーが異なる場合もありますが、プロでなくても出場できる枠があるので、大会が初めての人やアマチュア選手も、大きな会場で腕試しをすることができますよ。

そんなIPSFのポールスポーツ大会ですが、世界25か国で開催されています。
日本でも「全日本ポールスポーツ選手権大会」という名前で開催されているので、詳しく紹介していきますね。

全日本ポールスポーツ選手権大会について

ポールダンス

全日本ポールスポーツ選手権大会は、ポールスポーツの世界大会にチャレンジしたい選手のための第一歩。

この全日本大会で準優勝以上に入賞すると、世界大会の切符を手にすることができます。
競技ルールが厳しいため、他のポールスポーツに関わる大会と比較すると出場者は少なめですが、2019年は142組が出場しています。
日本でもアマチュア向けの出場枠があるので、ルールさえ気を付けることができれば、大舞台に立てるかもしれません。

今年の開催日程

2019年4月19日(金)予選
2019年4月19日(金)、4月20日(土)予選、決勝大会

全日本ポールスポーツ選手権大会の参加資格は?

全日本ポールスポーツ選手権大会には、いくつか出場条件があります。
とは言ってもハードルが高いわけではないので、出場前の事前準備にはそれほど時間はかからないでしょう。

参加資格

日本国内に在住(90日以上)もしくは日本国籍を持ち、事前に登録が必要な一般社団法人日本ポール・スポーツ協会会員であること。

全日本ポールスポーツ選手権大会のカテゴリーは?

ポールダンス
先ほどもお伝えしたとおり、大会のカテゴリーは細かく分かれています。
年齢、レベル、3つのカテゴリー(ポールスポーツ、アーティスティックポール、ウルトラポール)によって分けられているので、エントリーするときは気を付けてくださいね。
それぞれのカテゴリーで優秀な成績をおさめた2人が、国の代表選手になります。

ポールスポーツ

Elite Novice (10-14歳男女)
Elite Junior (15-17歳男女)
Elite Senior (18-39歳男女)
Elite Master +40 (40-49歳男女)
Elite Master +50 (50歳以上男女)
Elite Doubles Senior (18歳以上ペア)
Elite Doubles Junior (15-17歳ペア)
Elite Doubles Novice (10-14歳ペア)
Elite Doubles Youth (NoviceとJunior混合ペア)
Amateur Pre-Novice (6-9歳男女)
Amateur Novice (10-14歳男女)
Amateur Junior (15-17歳男女)
Amateur Senior (18-39歳男女)
Amateur Master +40 (40-49歳男女)
Amateur Master +50 (50歳以上男女)

アーティスティックポール

Professional Junior(14歳以上17歳以下の男女混合)
Professional Senior(18歳以上39歳以下の女子/男子)
Professional Doubles Senior(18歳以上)
Professional Master +40(40歳以上の男女混合)

ウルトラポール(NEW!)

※予選なし。
Men/Women(16歳以上男女)

全日本ポールスポーツ選手権大会の競技ルール

ポールダンス

ここからはこの大会のルールについてざっくり紹介します。
先ほどちらっと書きましたが、全日本ポールスポーツ選手権大会のルールはほかの大会に比べると厳しめ。
その分出場する選手がほかの大会に比べて少なめなため、夢の世界大会に出たいライバルも少ないかも・・・?!

全カテゴリー共通の条件
どのカテゴリーに出場するにしても、スタティックポール(固定)とスピニングポール(回転)をそれぞれ演技中に均等に使う必要があります。

採点要素
IPSFが主催する大会の採点システムは、次の4分野で構成されます。

  1. テクニカルボーナス
  2. テクニカル減点
  3. 芸術性と振り付け
  4. コンパルソリー(=規定種目:パフォーマンスに組み込む必要があるトリック)

「コンパルソリー」はカテゴリーによって異なりますが、ボーナスとして認められているものを取り入れた場合は、エクストラボーナスとして加算されます。

例えばアマチュアでは、senior、junior、pre novice、novice、masterどのカテゴリー内でも9個のコンパルソリーを選択する必要があります。
選べるコンパルソリーは、IPSFが定める0.1~0.5スコアのトリック。大会出場前に申請が必要です。

○ 3つのフレキシビリティエレメント(柔軟トリック)

例:スーパーマンクレセント0.4等

○ 3つのストレングスエレメント(パワー系)

例:フラッグパッセ0.5等

○ 1つの回転ポール上でのスピン:720度以上の回転が必須。(回転方法は右回りでも左回りでも良い。)

○ 1つの固定ポール上でのスピン:360度以上の回転が必須。(回転方法は右回りでも左回りでも良い。)

○ 1つのデッドリフト

演技中の音楽の規定

演技中に使用する音楽にも規定があります。
予選と決勝で同じ音源を使用しても問題ないのですが、国内大会では歌詞や単語が入っていないことが条件。(どんな言語でもNG!)
必ず楽器音のみの音源を選んでください。

そのほかの規定

このほかにも細かな規定があります。
たとえば、髪の毛は顔にかからないこと、グリップ(制汗止め)は規定しているもののみ使用可能、などなど。
実際に大会への出場を決めたら、公式サイトで規定を確認してみてください。

POLINA VOLCHEK – SENIOR WOMEN – FINAL – WORLD POLE SPORTS CHAMPIONSHIPS 2016

ポールスポーツ大会エントリー後のスケジュールは?

約4ヶ月前  大会申込フォーム送信 (同時に大会エントリー料振込→大会エントリー完了通知メール受信)

予選大会スケジュール発表

約1ヶ月前  大会使用音源提出

3週間前  スコアフォーム提出

前日 リハーサル

ちなみに国内大会の出場者数は、厳しいエントリー条件とはいえポールダンス人口の増加にあわせて増加しています。
公式サイトによると、2018年度の全日本ポールスポーツ選手権大会では、エントリー数が昨年の2~3倍だったようです。

ポールダンスの祭典MISS POLE JAPANとの比較

MISS POLE JAPAN(ミスポールジャパン)とは?

MISS POLE JAPANは、日本で初めて開催された大規模なポールダンスの競技会です。
2005年にオランダで行われたのち、2008年に開催されました。

MISS POLE JAPANの予選は「映像審査」で、映像審査を通過した人が決勝に進出できる大会です。

芸術性、アクロバット性、衣装のこだわり等、ポールスポーツより規定は自由で、毎年豪華絢爛な選手たちが競い合います。

MISS POLE DANCEの規定がどのくらい自由かというと・・・
グローブはよくポールダンサーが使うエナメル素材こそNGなものの、革素材なら問題なく使用できます。
靴はくるぶしより上の丈でなければOK。(ブーツとみなされると禁止です)
衣装はエナメル、革素材の着用は禁止ですが、衣装自体に装飾があるものも、ヘアスタイルも個人を尊重し、規定はありません。

全日本ポールスポーツ選手権大会と比べると華やかで、競技について詳しくない人も十分に楽しめる大会です。
選手として初めて大会に出たい人は、とにかくトリックを入れたハイレベルな演技で競いたいのか、衣装も含めた個性で競いたいのかによって大会を選んでみてはいかがでしょうか。

参考までに、MISS POLE JAPANの大会動画も載せておきますね。

WINNER – MISS POLE DANCE AUSTRALIA 2018 – AMY HAZEL

まとめ

今回はポールスポーツとポールダンスの競技会についてまとめてみました。
セクシーなポール、アクロバットなポール、始めのうちは色々なレッスンを受け、どちらが好きかをみてみるのも良いかもしれないですね!

自分のなかで目標を決めることも、達成感を味わう醍醐味となりますので、身近なコンペティションから目指してみるのはいかがでしょうか。

 

大会・ポールバトル
Poledance Navi