で、結局ポールスポーツってなんなの?五輪/オリンピック競技に向けて

初心者向け

ポールスポーツって?ポールダンスとの違いは?

テレビやネットで話題になっているポールスポーツとは、一体どんなルールなのでしょうか。

セクシーなポールダンスとの違いは?
アクロバット性が強い競技なの?
世界大会があるの?

ポールスポーツの競技会についてさっそく紹介したいところですが、まずはポールスポーツの雰囲気を知っていただきたいと思います。
ということで、昨年のポールスポーツ世界大会を制した香港のCOCO氏の演技をご覧ください。

Ke Hong CHINA 1st Place – World Pole Championships 2018

素晴らしい
素晴らしすぎる

これがポールスポーツの世界大会です。
ポールダンスというとセクシーなイメージが強いかと思いますが、ポールスポーツはセクシーさよりもアクロバット、トリック(技)の難易度で順位が大きく左右されます。
観客をあっと言わせる迫力満点のトリックが詰まった演技で、COCO選手は世界大会を制したのです。

ではさっそく、ポールスポーツについて詳しくご紹介しましょう。

ポールスポーツの起源は?

ポールスポーツはもともと、ポールダンスが競技化して誕生したスポーツ。ルーツはポールダンスにあります。
ということで、まずはポールダンスの起源から追っていきますね。
ポールダンスの起源は、アメリカのとある大道芸人がテントの支柱を使って人前でパフォーマンスを始めた説が有力とされています。
近年ではそのポールダンスのアクロバット性が発達し、パフォーマンスの「難易度」「芸術性」などを競うスポーツとして各国でポールダンスのコンペ(大会)が開催されるようになり始めました。
そうした背景から、世界中でアスリートポールダンサーが多く活躍するようになっています。

世界最大のポールダンス協会であるIPSF主催のポールスポーツはIOC(国際オリンピック協会)へのサポートも実施、オリンピック正式種目への推進を行っています。

オリンピック競技候補でもあるポールスポーツの概要

このIPSFが主催するポールスポーツの大会では、エントリーする際の年齢や性別でカテゴリーは細かく分かれています。
ポールスポーツを始めたばかりでも参加できる枠があるので、アマチュア選手も活躍できる利点があります。

まずはじめに世界25か国で開催されているポールスポーツの大会の日本大会についてみていきましょう。

2019年全日本ポールスポーツ選手権大会

毎年開催される世界大会に向けての第一歩。

この全日本大会で準優勝以上であれば世界へ羽ばたく切符を手にすることが出来ます。
競技ルールが厳しいため他の大会と比較し参加者は少なめですが、今年は142組出場されたそうです。

 

今年の日程

2019年4月19日(金)予選

2019年4月19日(金)、4月20日(土)予選、決勝大会

 

全日本ポールスポーツ選手権大会のルール

出場資格:日本国内に在住(90日以上)もしくは日本国籍を持ち、事前に登録が必要な一般社団法人日本ポール・スポーツ協会会員であること。

 

全日本ポールスポーツ選手権大会へエントリーするには?

年齢別、カテゴリー別、及びレベル別でエントリー。

【ポールスポーツ】

Elite Novice (10-14歳男女)
Elite Junior (15-17歳男女)
Elite Senior (18-39歳男女)
Elite Master +40 (40-49歳男女)
Elite Master +50 (50歳以上男女)
Elite Doubles Senior (18歳以上ペア)
Elite Doubles Junior (15-17歳ペア)
Elite Doubles Novice (10-14歳ペア)
Elite Doubles Youth (NoviceとJunior混合ペア)
Amateur Pre-Novice (6-9歳男女)
Amateur Novice (10-14歳男女)
Amateur Junior (15-17歳男女)
Amateur Senior (18-39歳男女)
Amateur Master +40 (40-49歳男女)
Amateur Master +50 (50歳以上男女)

 

【アーティスティックポール】

Professional Junior(14歳以上17歳以下の男女混合)
Professional Senior(18歳以上39歳以下の女子/男子)
Professional Doubles Senior(18歳以上)
Professional Master +40(40歳以上の男女混合)

 

【ウルトラポール】(NEW!)

※予選なし。
Men/Women(16歳以上男女)

上記カテゴリーの中から2名がその国の代表選手となります。

全日本ポールスポーツ選手権大会競技中のルール

全選手とも、スタティックポール(固定)とスピニングポール(回転)それぞれ均等に使わなければなりません。
IPSF の大会での採点システムは、以下の 4分野で構成されます。

  1. テクニカルボーナス、
  2. テクニカル減点、
  3. 芸術性と振り付け、
  4. コンパルソリー(=規定種目:パフォーマンスに組み込む必要があるトリック)

エントリーするカテゴリーにより、コンパルソリーは決定されていますが、ボーナスとして認められているものを取り入れた場合は、エクストラボーナスとして加算されます。

例えばアマチュア(senior/junior/pre novice/ novice/ masterどのカテゴリー内でも)では9 個のコンパルソリーエレメントを選択する必要があります。
※ただし、0.1~0.5のスコア内で選択し申請が必須です。

○ 3 つのフレキシビリティエレメント(柔軟トリック)

例:スーパーマンクレセント0.4等

○ 3 つのストレングスエレメント(パワー系)

例:フラッグパッセ0.5等

○ 1 つの回転ポール上でのスピン:720度以上の回転が必須。(回転方法は右回りでも左回りでも良い。)

○ 1 つの固定ポール上でのスピン:360度以上の回転が必須。(回転方法は右回りでも左回りでも良い。)

○ 1 つのデッドリフト

使用する音楽の選定にも規定が存在します。
予選と決勝で同じ音源を使用しても問題ないのですが、国内大会では歌詞や単語が入っていないことが条件となり(どんな言語でもNG!)必ず楽器音のみの音源を使用することになっています。

その他、髪の毛は顔にかからないこと、グリップ(制汗止め)は規定しているもののみ使うことが出来る、などなど厳しいルールがあります。

POLINA VOLCHEK – SENIOR WOMEN – FINAL – WORLD POLE SPORTS CHAMPIONSHIPS 2016

 

どんなフローでポールスポーツの大会に出場できるの?

約4ヶ月前  大会申込フォーム送信 (同時に大会エントリー料振込→大会エントリー完了通知メール受信)

予選大会スケジュール発表

約1ヶ月前  大会使用音源提出

3週間前  スコアフォーム提出

前日 リハーサル

年々国内参加者は増加傾向にあり、2018年度全日本ポールスポーツ選手権大会では昨年の2-3倍のエントリー数であると公式サイトでレポートされていました。

ポールダンスの祭典MISS POLE JAPANとの比較

MISS POLE JAPAN(ミスポールジャパン)

日本ではオランダ2005年開催につぎ、2008年に初めてMISS POLE JAPAN(ミスポールジャパン)が開催されました。
日本で初めて開催されたポールダンスの競技会です。
この予選に関しては「映像審査」で、映像審査を通過したもののみが決勝に進出できる大会となっています。

芸術性、アクロバット性、衣装のこだわり等、ポールスポーツより規定は自由で、毎年豪華絢爛な選手たちが競い合います。

MISS POLE DANCEでは、どのくらい自由かというと、シューズ丈がくるぶしより上のシューズはブーツとみなし禁止とされていますが、グローブは革素材のみ問題なく使用できます。
(ということはmighty gripはエナメル生地なので不可ですね。)

衣装全般においては、エナメル、革素材の着用は禁止ですが、衣装自体に装飾があるものも、ヘアスタイルも個人を尊重し、規定はありません。

WINNER – MISS POLE DANCE AUSTRALIA 2018 – AMY HAZEL

今回はポールスポーツとポールダンスの競技会についてまとめてみました。
セクシーなポール、アクロバットなポール、始めのうちは色々なレッスンを受け、どちらが好きかをみてみるのも良いかもしれないですね!

自分のなかで目標を決めることも、達成感を味わう醍醐味となりますので、身近なコンペティションから目指してみるのはいかがでしょうか。

 

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